「水代わりにジュース?それって危険な“夏の罠”かも⁉︎」 夏にペットボトル飲料をゴクゴク飲むと、実は体にとんでもない負担がかかることがあるんです。
ペットボトル症候群とは?
正式には「清涼飲料水ケトーシス」。大量の砂糖を含む飲料を短期間に飲み過ぎると、急性の糖尿病状態が起きやすくなる症状です 。
なぜ起こるの?メカニズムをざっくり図解
- ① 甘~い飲料をゴクゴク→血糖値急上昇
- ② インスリンが出きらないor効きにくい→脂肪でエネルギー補給
- ③ ケトン体ができすぎ→体調不良
- ④ 意識低下や吐き気など、重症だと命の危険もあります
どれくらい飲むと危険?
500mlの清涼飲料水には約50gの砂糖が含まれ、角砂糖にして10~16個分! ジュースだけで数十~百グラムの糖を一気に流し込んでいる状態なんです。
誰がかかりやすい?危険ゾーンのチェック
- 10代~30代の若者・肥満傾向のある人
- 糖尿病リスクがある人(家族歴ありなど)
- 暑い季節にスポドリやジュースを大量飲料している人全般
こんな症状が出たら要注意!
症状 | どうなる? |
---|---|
のど渇く・多尿 | 脱水+血糖急上昇のサイン |
だる重・倦怠感 | 血糖変動で体がヘトヘトに |
イライラ・集中力低下 | 血糖の乱高下が原因 |
吐き気・意識障害 | 危険な急性代謝異常。すぐ病院へ |
医師が教える予防&改善策
- 清涼飲料は“ゴクゴク飲まない” → 小まめに薄めの水も併用
- できれば「水と塩分補給」で!スポドリの頼みすぎはNG
- 甘い飲料は食後のデザート代わりにほどほどに
- 糖尿病リスクある人は定期検査&内科受診を
もし発症したら…すぐどうする?
- 冷たい水や薄めたスポドリと一緒にゆっくり休む
- 意識がはっきりしない場合や呼吸おかしい場合は、すぐ医療機関へ(救急も)
- 糖尿病専門医や外科系内科クリニックで相談を
みんなの意識は?調査データから見る今
“ペットボトル症候群”の認知率は約30%。“知らなかったが気になる”層も42%と多数派 。 広く知られるほどでもないけれど、「ちょっと注意しよう」には十分なレベルです。
🔚まとめ:「甘い飲みすぎ」は夏の敵!
- 糖分たっぷり飲料を“主食の水”にするのは要注意
- 薄め水や氷出し紅茶など、賢く涼をとる
- 症状出たらすぐ休んで、無理しない
- リスクある人は健診・糖負荷テストや専門医受診を
参照リンク
全国清涼飲料連合会 -「ペットボトル症候群」ってなんですか?
※情報は2025年6月時点のものです。
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